初夏の室蘭本線特急大増結祭り
こんにちは。いうんです。先週いいことがあったので久しぶりにここに書いてみます。
5月24日の火曜日の夜、ふとwindyで翌日の北海道の室蘭~長万部の天気を見てみたらこんな感じだったんですよ。
要するに午後はめっちゃいいってことなんです。続いてえきねっとをみて北斗の両数をチェック。
なんと、9両編成が数本・キハ281運用がすべて8両編成で走っていることが確認できました!!
これは行ってしまった方がいいかな・・・?と思って部室を後にし、帰って支度して最短経路で羽田まで向かいました。
そして予約受付窓口でスカイメイト料金を払って飛び乗りました。I can fly...
ほんとに僕、北海道に向かってる…そんな気持ちでした。
明日に向けて時刻表をチェックしてたら気づいたら着陸していました。この日の千歳は半袖一枚だとちょっと寒かったかな。
そして南千歳に行き、特急すずらんの登場です。
デッキでTwitterのスペースに参加したら走行音がうるさすぎて追い出されました(それはそう)
そして明日のことを考えているうちに、23時31分定刻で東室蘭に着きました。チャイムはハイケンスのセレナーデ電子音だったわね。
そして工業大学生を出迎える横断幕を見る。東京の工業大学生なので当然撮りました。
23時も過ぎているので車を借りるにはカーシェアしかありません。ということでタイムズカーシェアに入庫し、セコマでご飯食べて車中泊しました。
「5時前に空の様子を見て、雲がなかったらすずらん1号を撮る」と決めていました。
ここで解説をしておきますが、キハ281系とキハ261系というのは特急北斗に充当されている車両のことです。"北斗" は札幌~函館間で11往復運行されている特急列車です。
そして、キハ281は今や3往復しか走っておらず、廃止もささやかれています。さらに、北斗は近年のコロナ禍で減車されており、5・6両編成で運行される日も少なくないです。そんなキハ281が8両編成で運行される日はそうそうないでしょうから、かなり貴重なわけです。
要するに「長編成のキハ281は珍しいから撮りに行くしかない」のです。
以上、解説でした。
翌日(5月25日・水曜日)
朝5時前の目覚ましで起床。5時間弱しか寝ていませんが仕方ない。
某所で夜を明かすと、太陽にはうっすらと雲がかかっていたためすずらん1号は断念。まぁ785も789もけっこう撮ってきたのでそんな名残惜しさは感じませんでした。
結局あまり撮影プランを決めていませんでした。キハ281運用は2・5・7・14・16号でそれは全てどこかで撮りたいと思っていました。
1号の撮影地は長和と決めていたので2号を東室蘭~長和のどこかで撮れないかと模索していました。とりあえず37号沿いの駐車スペースに車を止めてサクッと撮ってきました。
側面は逆光気味ですが手前の水田と奥の山がいい味を出してくれました。撮ってみないと分からないものですね。
続いて有名な "宇宙軒S字" へ。国道沿いの宇宙軒ラーメンというお店が近くにあるからそう名付けられたそうですよ。
なんと、のぼって三脚をセッティングするやいなや踏切の音が。なんだ!!と思ったら…
貨物列車でした。笑。慌てて撮りましたがこういう撮影地には長編成が似合いますね。
三脚をセットしていたら、てんとう虫が。かわいい。
次は本命の北斗1号。
いやぁ9連マジかっこいい……(語彙力喪失)
もう少し奥で切ってもよかったかなと思ったけどこれはこれでアリ。
続いて、ケツ打ちにはなるけど9連なので練習がてら北斗4号も仕留めました。次ここで北斗1号を撮るなら、こうしようかな。
最後に、横アングルで撮ってみました。微妙に積載ない部分もあるけど仕方ないね。
続いて "豊浦町噴火湾展望公園" に行きました。火曜日は定休日で撮影できませんが水曜日なのでセーフ。ここで撮る方は気を付けてくださいね。
3号は6両編成だったので、編成撮りではなく俯瞰にしました。噴火湾のロケーションいいですねぇ。
急いで望遠レンズを標準レンズに切り替え、手前の線路を通過しているところを撮りました。
次は本命の北斗5号 (キハ281系) でしたが、おおむね北斗の運行間隔は1時間おきであるのに対して3号と5号は1時間20分の間隔があるのです。5号の撮影地は決めていたのですがそこまでの間に何か撮れないか。そう思って調べたらこんな撮影地がありました。カムイチャシ展望台の少し東側です。
露骨に草がない部分があり、そこを登ると撮影地でした。10時も過ぎており面が暗いので一本前の貨物で再履修したいですね。
これを撮ったあと急いで礼文華へ。本命の北斗5号です。
前面は少し暗いことを見越して、手前に引っ張りました。新緑と青空がいい味を出してます。
続いて一旦洞爺方面に戻り、 "エントモ岬" へ。途中こんな道を走りました。レンタカーはブルドーザーじゃねぇよ。
そして撮影地へ。まずは北斗8号。ラブホテルはまなす塗装です。
だいぶ海を入れてみました。
のんびりしていたらなにやら踏切の音が。おかしいな。こんな時間には列車は来ないはず・・・
なんと、時刻表に載っていない試運転の列車が来ました。キハ261系の4両編成…いいものゲット♪
続いて・・・
本命の北斗7号 (キハ281系) の8両編成です!北斗8号よりも望遠で撮りましたがこれのほうがいいかなぁ。
エントモ岬を後にして、再び大岸方面へ。
"カムイチャシ史跡公園" です。この展望台から、午後順光で列車が撮れます。階段の斜面がきつかったですね。
こんな感じです。新緑がいい味を出してくれています。
ボーッとしていたら奥に貨物が見えたので慌てて構えました。三脚セットしといてよかった。
そして12号は6連と短く、本命の14号がキハ281でしかも8連なので前者を諦めて14号に絞りました。
1時間ほど車を走らせ、黄金のオーバークロスへ。時間があったので車内で少し昼寝をば。撮影地では、なんと所沢ナンバーの方がいらっしゃいました。フェリーで来たそう。その方とお話ししていたら、本命が来ました。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!これはもうガッツポーズするしかありませんでした。ただ、次の撮影地も遠いので念のため急ぐことにしました。黄金から静狩まで下道で1時間強走りました。
通過は17時前とかなり日が傾いている時間です。いい光線でサクッと撮れました。
次の18号は6連でしたが大岸あたりで撮れそうではないかと思っていたところ、大岸駅ホームから撮るとスッキリしていることが判明。
いい光線ですね。最後に北斗20号が9連だったので北舟岡まで行くことにしました。
その前に貨物が来ました。
そして日の入り20分前の限界光線で北斗20号を捉えたかったのですがこれは仕方ない。さすがに暗すぎました。
これにて本日の撮影は終了。車がエントモ岬でかなり汚れたので、洗車してから返却することにしました。
その後は普通列車を乗り継いで札幌の快活CLUBに泊まることにしました。
選ばれたのは古いほうのキハでした。高校生の乗降が多かったですね。
そして、千歳線ダイヤ乱れの影響で苫小牧からは乗車券のみで特急列車の自由席に乗車できました♪さんざん撮った列車に乗るという…
こうして予定よりも早く札幌に着き、スープカレーを食べて快活CLUBに入庫してこの日を終えました。
野菜もたっぷり入っていて、ちょうどいい辛さでした。札幌のスープカレーはどこも裏切りませんね♪
5月26日・木曜日
この日は15時頃に都内で予定があったのでそれまでには帰っていないといけません。前日のうちに飛行機を抑えたのでそれに間に合うような慌ただしいプランを組みました。
琴似のタイムズカーシェアで、とある撮影地に向かいます。
やってきたのは "銭函海岸" です。乗り鉄的には景色のいい区間として有名ですが撮り鉄としても素晴らしいです。
もう少し奥で切りました。
手前に引っ張りました。
何本か撮って、一番有名な俯瞰に移動しました。
112号の次のエアポートで空港に向かわぜばならず、高速道路で急いで琴似に戻ってきました。改札にSuicaをタッチしたのは発車3分前。あぶね。
そうして空港に着き、羽田へと戻りました。
突発的に北海道に行って室蘭本線を撮りましたが、思ったより収穫ザックザクでした。どうして水曜日なんかに増結祭りやっているのだろう?と思いましたがおそらく遠足・修学旅行による団体客のおかげでしょうね。
余談ですが、今回撮った写真はロック画面・デスクトップの壁紙に最適でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。またどこかでブログ書けたらなと思います。